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【株神 世界株式レポート(2022.5.27)】日経平均は反発!! 米株式主要3 指数は揃って続伸!!本日発表米個人所得・個人消費支出に注目!!明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

皆様、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.27)


【日本株式市場】
(1)日経平均:+176.84、+0.66%、26,781.68

  • 4日ぶりに反発。
  • 前日の米株式市場の上昇が投資家心理の支えとなり、半導体関連を中心に買い戻しが優勢だった。
  • 朝方に大きく上昇し、節目の27,000円に接近したあとは次第に上げ幅を縮小。米景気の先行き等に対しては慎重な見方も多く、午後は膠着とした相場展開となった。
  • 個別では、ハイテク株、海運株及びインバウンド関連に買いが入った。
  • 東証プライムの値上がり銘柄数は1,228と全体の68%となった。
  • 足元の上昇は、ショートカバー及び自社株買いが主な材料であり、インフレの加速及び米金融引き締めによる景気の先行き不透明感を背景に上値の重い相場が継続するものと思料。


(2)TOPIX: +9.72、+0.52%、1,887.30

  • 続伸。
  • 米株式市場の上昇が投資家心理の支えとなり前日比プラスで大引けとなった。


(3)日経225先物:

  • 27日16時時点で26,810円、前日比200円(0.75%)高。


(4) 注目銘柄


【米株式市場】
(5)NYダウ(5/26):+516.91、+1.61%、32,637.19

  • 5日続伸。
  • 小売企業で市場予想を上回る四半期決算の発表が相次ぎ、米消費は堅調との見方から消費関連株を中心に買いが優勢だった。
  • 米時間26日に百貨店のメーシーズやディスカウントショップのダラー・ゼネラルが2〜4月の決算を発表。中間・富裕層を対象とする百貨店及び低所得者層を対象とするディスカウントショップが市場予想を上回る決算だったことから、消費懸減退懸念が和らいだ。
  • 月末にかけて年金基金のリバランスに伴う買いが入るとの観測もあり、買いを後押しした。
  • 個別では、消費関連株に加えて、景気敏感株も買われた。一方、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株は一転して売りが優勢となった。
  • 上記安堵買いは一時的との見方が強く、足元では市場予想を下回る米経済指標が相次いでおり、景気後退懸念から上値の重い相場が続くものと思料。
  • 米10年物国債利回りは、前日比0.01%高い(価格は安い)2.75%で終えた。米株式市場の続伸を受けて、安全資産とされる米国債脳裏が優勢となった。一方、景気後退懸念は継続しており、引けにかけては下げ渋った。
  • FRBが景気後退を招くことなく、インフレを抑制できることを示せるかが焦点。足元は、インフレにかかる以下イベントに注目。

  ◯5/27 米個人所得・個人消費支出
  ◯6/3雇用統計
  ◯6/14 FOMC(利上げ&QT)
  ◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
  ◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)


(6)ナスダック(5/26):+305.90、+2.68%、11,740.65

  • 続伸。
  • 米景気は堅調との見方が広がったことにより主力株を中心に上昇した。
  • 25日取引時間終了後に発表した業績見通しが市場予想を下回ったエヌビディアは、朝安後、5%高で終えた。


(7)S&P(5/26):+79.11、+1.99%、4,057.84

  • 続伸。
  • ダウ同様に、小売企業で市場予想を上回る四半期決算の発表が相次ぎ、米消費は堅調との見方から消費関連株を中心に買いが優勢だった。


【欧州株式市場】
(8)FTSE100(5/26):+42.17、+0.56%、7,564.92

  • 続伸。
  • 英政府が家計への財政支援策を発表したことで、消費を下支えするとの期待から、小売関連を中心に買いが入った。


【中国株式市場】
(9)上海総合指数:+7.13、+0.23%、3,130.23

  • 3日続伸。
  • 朝方は、米中対立への懸念後退や中国当局による政策期待が相場の支えとなった。
  • 一方、北京市などの中国の一部地域で、コロナ対応の行動規制が続き、中国景気後退への警戒感は根強く、午後には下げる場面もあった。


(10)ドル円(5/27 17:00時点):+0.51、127.10

  • 前日比で円安となった。
  • 27日の日本株式市場の上昇を受けて、投資家の運用リスクを回避する姿勢が後退し、低リスク資産とされる円は売りが優勢となった。
  • 国内輸入企業の実需勢による円売り・ドル買いも売りを後押しした。
  • 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。


(11)WTI原油先物(5/27 5:00時点):+3.76、+3.4%、114.309

  • 続伸。
  • 前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で、前週末比の原油在庫が市場予想以上に減少し、精製施設の稼働率は上昇。需給逼迫懸念が強まり、買いが優勢となった。
  • OPECプラスの6/2の7月生産量に関する会合にも注目。
  • 足元は、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。


明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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