株神通信

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【株神 世界株式レポート(2022.5.25)】日経平均は続落!! NYダウは続伸もハイテク株は売り!!米新築住宅販売件数2年ぶり低水準!!明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

皆様、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.25)


ー 今日の内容 ー
【本日の相場振り返り】
・日本株式市場
・米株式市場
・欧州株式市場
・中国株式市場
・その他指数(ドル円・原油)


【日本株式市場】
(1)日経平均:-70.34、-0.26%、26,677.80

  • 続落。
  • 前日の米株式市場でナスダック指数が下落したことを受け、ハイテク株を中心に売りが先行し、朝方は下げ幅が一時170円を超えた。
  • 売り一巡後は、日経平均が25日平均の26,726円(24日)を下回る中、割安感のある銘柄を中心に押し目買いが入り、下値は限定的となった。
  • 日本時間25日の米株価指数先物が堅調に推移したことも相場を下支えした。
  • 個別では、ハイテク株は売りが優勢となった。一方、製薬・エネルギー関連等のディフェンシブ株は上昇した。
  • 東証プライムの値下がり銘柄数は1,114と全体の約6割を占めた。
  • 足元は、インフレの加速及び米金融引き締めによる景気の先行き不透明感を背景に上値の重い相場が継続するものと思料。

(2)TOPIX: -1.68、-0.09%、1,876.58

  • 続落。
  • 日経平均同様、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。

(3)日経225先物:

  • 25日16時時点で26,680円、前日60円(0.22%)安。

(4) 注目銘柄


【米株式市場】
(5)NYダウ(5/24):+48.38、+0.15%、31,928.62

  • 3日続伸。
  • 業績悪化懸念から、主力ハイテク株が売られ、下げ幅が一時500ドルを超える場面もあった。一方、ディフェンシブ株を中心に買いが入り、前日比プラスでの大引けとなった。
  • 個別では、SNSのスナップがマクロ環境の悪化を理由に業績予想を引き下げた。インフレや景気減速でネット広告が打撃を受けているとの見方が広がり、スナップは43%、メタは8%、アルファベットは5%安となった。
  • 一方、業績が景気に影響を受けにくいディフェンシブ株は買いが優勢となり、マクドナルドは3%、P&Gとコカ・コーラは2%高で終えた。
  • 米新築戸建住宅販売数は、59.1万戸で4カ月連続の減少となり、市場予測を(75万戸)大幅に下回った。前月比で16.6%減・前年同月比では26.9%の減少となった。①インフレ及び供給制約による住宅価格の高騰 ②米金融引き締めによる住宅ローン金利の上昇 ③インフレによる家計の圧迫が背景として挙げられる。
  • 米10年物国債利回りは、前日比0.1%低い(価格は高い)2.71%で終えた。米株式市場の軟調及び米新築住宅販売件数が市場予想を下回り、米景気後退が意識され、安全資産とされる米国債に買いが入った。
  • FRBが景気後退を招くことなく、インフレを抑制できることを示せるかが焦点。足元は、インフレにかかる以下イベントに注目。

  ◯5/25 FOMC議事録(5/3.4実施分)
  ◯5/27 米個人所得・個人消費支出
  ◯6/14 FOMC(利上げ&QT)
  ◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
  ◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)


(6)ナスダック(5/24):-270.82、-2.35%、11,264.44

  • 反落し、年初来安値を更新。
  • SNSのスナップがマクロ環境の悪化を理由に業績予想を引き下げたことで、インフレや景気減速でネット広告が打撃を受けているとの見方が広がった。スナップは43%、メタは8%、アルファベットは5%安となった。

(7)S&P(5/24):-32.27、-0.81%、3,941.48

  • 反落。
  • ダウ・ナスダックと同様に、ハイテク株は売りが優勢となった。一方、ディフェンシブ株に買いが入り、下げ幅は限られた。


【欧州株式市場】
(8)FTSE100(5/24):-29.09、-0.39%、7,484.35

  • 反落。
  • 英政府が発電事業者の100億ポンド以上の超過利潤への課税を計画しているとの報道を受け、公益事業株を中心に売りが優勢となった。


【中国株式市場】
(9)上海総合指数:+36.53、+1.19%、3,107.46

  • 反発。
  • 上海市での6月からの商業施設等の全面再開の方針が伝わり、買いが優勢となった。
  • 中国人民銀行が主要な金融機関に対し、中小企業向けの融資拡大を要請するなど、中国当局の下支え策も好感され、この日の高値での大引けとなった。


【その他】
(10)ドル円(5/25 17:00時点):-0.13、127.14

  • 続伸し、前日比で円高となった。
  • 24日の米株式市場が軟調であったこと及び発表された米経済指標が景気後退の警戒につながる内容であり、米長期金利が低下。日米金利差の縮小が意識され、円買い・ドル売りが優勢だった。
  • 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。


(11)WTI原油先物(5/25 5:00時点):-0.52、-0.5%、109.77

  • 小幅に下落。
  • 中国で新型コロナ感染が拡大しており、景気後退懸念が相場の重荷となった。
  • 一方、EUのロシア産原油の禁輸措置への合意観測、米国での夏場のドライブシーズンを控え、需給逼迫懸念から買いが入り、下げ幅は限られた。
  • 足元は、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。


明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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