株神通信

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【株神 世界株式レポート(2022.5.24)】日経平均は反落!!楽天グループ年初来安値!! バイデン対中関税下げ示唆!!明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

皆様、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.24)


ー 今日の内容 ー
【本日の相場振り返り】
・日本株式市場
・米株式市場
・欧州株式市場
・中国株式市場
・その他指数(ドル円・原油)


【日本株式市場】
(1)日経平均:-253.38、-0.94%、26,748.14

  • 反落。
  • 昨日の米市場が上昇した流れを受けて、朝方は上昇して始まったが、節目の27,000円を上回る水準では、戻り待ちの売りが優勢となった。
  • 午後に入ると、米株価先物指数のナスダック100が下げ幅を広げたことにより、グロース株を中心に、幅広い銘柄に売りが出た。アジア市場でも景気減速への懸念が根強く、上海及び香港株が下落し、相場の重荷となった。
  • 個別では、グロース株及び内需関連株の下げが目立った。一方、運賃市況の高止まりを背景に大手海運株は買いが優勢となった。
  • 子会社の株式上場準備を発表した楽天は、年初来安値を更新した。
  • 東証プライムの値下がり銘柄数は1,569と全体の85%を占めた。
  • 足元は、インフレの加速及び米金融引き締めによる景気の先行き不透明感を背景に上値の重い相場が継続するものと思料。


(2)TOPIX: -16.31、-0.86%、1,878.26

  • 反落。
  • 日経平均同様、米株価先物指数の下落及び上海・香港株の下落を背景に、売りが優勢となった。


(3)日経225先物:

  • 24日16時時点で26,740円、前日比310円(1.14%)安。


(4)注目銘柄


【米株式市場】
(5)NYダウ(5/23):+618.34、+1.98%、31,880.24 

  • 続伸。
  • 前週までに8週連続で下落しており、ハイテク株・銀行株等を中心に割安感に注目した買いが入った。
  • また、バイデン大統領が対中課税引き下げを示唆したことにより、インフレ抑制及び米中貿易の拡大に繋がるとの見方が広がり、買いを誘った。
  • 月末にかけて、年金基金のリバランスに伴う買いが入るとの見方も、相場を下支えした。
  • 個別では、ハイテク株・銀行株に加えて、航空機や建機等の景気敏感株等も買いが優勢となった。
  • 米長期金利は、2.8%台で推移した。
  • 足元は、FRBが景気後退を招くことなく、インフレを抑制できることを示せるかが焦点。インフレにかかる以下イベントに注目。

  ◯5/25 FOMC議事録(5/3.4実施分)
  ◯6/14 FOMC(利上げ&QT)
  ◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
  ◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)


(6)ナスダック(5/23):+180.65、+1.59%、11,535.27

  • 4営業ぶりに反発。
  • ハイテク株等を中心に割安感に注目した買いが入った。
  • 個別では、アルファベット・メタ等の主力株を中心に上昇した。


(7)S&P(5/23):+72.39、+1.86%、3,973.75

  • 続伸。
  • ダウ・ナスダック同様、割安感に注目した買いが優勢となった。


【欧州株式市場】
(8)FTSE100(5/23):+123.46、+1.67%、7,513.44

  • 続伸。
  • バイデン大統領が対中課税引き下げを示唆したことにより、インフレ抑制期待から投資家心理の改善に繋がり、買いを誘った。


【中国株式市場】
(9)上海総合指数:-75.93、-2.41%、3,070.92

  • 反落。
  • 中国時間24日の取引中に米株式先物指数が下落し、投資家心理が悪化した。
  • 中国景気の減速懸念もくすぶり、指数は下げ幅を広げ、この日の安値での大引けとなった。


(10)ドル円(5/24 17:00時点):-0.32、127.26

  • 続伸し、前日比で円高となった。
  • 日本時間24日の取引中に、日本株式市場及び米株式先物指数が軟調に推移し、世界経済の景気後退懸念が意識され、低リスク通貨とされる円に資金が流入した。
  • 対ユーロでは反落。ECBによる利上げ観測が高まり、円売り・ユーロ買いが優勢となった。
  • 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。


(11)WTI原油先物(5/24 5:00時点):+0.01、+0.01%、110.29

  • 小幅に続伸。
  • 米国での夏場のドライブシーズンを控え、需要拡大による需給逼迫懸念から、買いが入った。
  • 一方、インフレ及び米金融引き締めが米経済の減速を招き、原油需要が減るとの見方により、上値は限られた。
  • EUのロシア産原油の禁輸措置に関して、ハンガリーが難色を示していると伝わったことも、買い控えに繋がった。
  • 足元は、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。


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