株神通信

投資家/元米投資銀行/米MBA/USCPAによる
株式投資、先物、FX、米国株、億トレなどに興味のある方のためのブログです。
みんなでハッスル爆益!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

株神Twitter

【株神 世界株式レポート(2022.5.23)】バイデン来日、日米共同会見!!日経平均は続伸!! NYダウは90年ぶり8週連続の下落!!明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

皆様、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.23)


ー 今日の内容 ー
【本日の相場振り返り】
・日本株式市場
・米株式市場
・欧州株式市場
・中国株式市場
・その他指数(ドル円・原油)


【日本株式市場】
(1)日経平均:+262.49、+0.98%、27,001.52
続伸。
20日の米市場で長期金利が低下したことを受け、朝方はハイテク株の一部に買いが入り、上昇して始まった。上げ幅は一時300円を超えたが、節目の27,000円前後では、戻り売りが出やすく伸び悩んだ。
大引けにかけては、日米共同記者会見でバイデン大統領が対中関税の引き下げを示唆したことで、米金融引き締めに対する過度な警戒感が和らぎ、上げ幅を広げた。
国内のコロナ感染への過度な警戒感が和らぎ、外食株の一角を中心に買いが入ったことも相場を支えた。
東証プライムの値上がり銘柄数は1,430と全体の77.8%を占めた。
足元は、インフレの加速及び米金融引き締めによる景気の先行き不透明感を背景に上値の重い相場が継続するものと思料。


(2)TOPIX: +17.20、+0.92%、1,894.57
続伸。
日経平均同様、米金融引き締め及び国内コロナ感染への過度な警戒感が和らぎ、ハイテク及び外食関連を中心に買いが優勢だった。


(3)日経225先物:
23日16時時点で27,050円、前日比280円(1.05%)高。


(4) 注目銘柄


【米株式市場】
(5)NYダウ(5/20):+8.77、+0.03%、31,261.90

  • 小幅に反発。
  • インフレとFRBの金融引き締めが景気を冷やすとの懸念から、下げ幅は一時600ドルを超える場面もあった。
  • 午後に入ると、前日までに連日で年初来安値を更新していたことを背景に、短期的な戻りを見込む買いが入り、下げ幅を縮小。前日比ではプラスでの大引けとなった。
  • 個別では、日用品・医薬品等のディフェンシブ銘柄を中心に買いが入り、相場を下支えした。一方、航空機や建機等の景気敏感株は売りが優勢となった。
  • 米長期金利は、前日比0.06%低い(価格は高い)2.78%で終えた。米株式相場が下げ幅を広げる場面があり、相対的に安全資産とされる債権に資金が流入した。
  • FRBが景気後退を招くことなく、インフレを抑制できることを示せるかが焦点。足元は、インフレにかかる以下イベントに注目。

  ◯5/25 FOMC議事録(5/3.4実施分)  
  ◯6/14 FOMC
  ◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
  ◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)


(6)ナスダック(5/20):-33.87、-0.30%、11,354.61

  • 続落し、年初来安値を更新。
  • インフレとFRBの金融引き締めが景気を冷やすとの懸念から、投資家心理が悪化したことで売りの動きが優勢だった。
  • 個別では、テスラやエヌビディア等の主力株の一角が売られた。


(7)S&P(5/20):+0.57、+0.015%、3,901.36

  • 小幅に反発。
  • ダウ同様、前日に年初来安値を更新していたことを背景に、短期的な戻りを見込む買いが入り、下げ幅を縮小。前日比ではプラスでの大引けとなった。


【欧州株式市場】
(8)FTSE100(5/20):+87.24、+1.19%、7,389.98

  • 3日ぶりに反発。
  • 中国の経済支援策による同国景気の回復期待から、資源やエネルギー株に買いが入った。前日に売られていた消費関連株も買い直された。


【中国株式市場】
(9)上海総合指数:+0.29、+0.01%、3,146.85

  • 続伸。
  • 朝方は、利益確定及び北京市での新型コロナ拡大の警戒感を背景に売りが先行。
  • 午後に入ると、日米共同記者会見でバイデン大統領が対中関税の引き下げを示唆したことで、米中対立への懸念が和らぎ、上昇。先週末比でプラスでの大引けとなった。

(10)ドル円(5/23 17:00時点):-0.31、127.61

  • 前週末比で円高となった。
  • 国内輸出企業等の実需勢による円買いに加えて、世界経済の景気後退懸念を背景に、低リスク通貨とされる円に資金が流入した。
  • 一方、日本時間23日の取引で、米金利が上昇する場面もあり、日米金利差の拡大が意識されたことで、上値は重かった。
  • 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。


(11)WTI原油先物(5/21 5:00時点):+1.02、+0.9%、113.23

  • 続伸。
  • 中国の経済支援策の発表を受けて、中国経済活動が正常化し、原油需要が増えるとの見方から買いが入った。
  • EUのロシア産原油の禁輸措置の合意観測も相場を支えた。
  • 一方、相場は一時下げる場面もあった。インフレ及び米金融引き締めにより、米経済の減速を招き、原油需要が減るとの見方により売りを誘った。
  • 足元は、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。


明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

×

非ログインユーザーとして返信する