株神通信

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【株神 世界株式レポート(2022.5.19)】日経平均は反落!! 米株式主要3指数は揃って大幅下落!!NYダウ今年最大の下げ!!明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

皆様、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.19)


ー 今日の内容 ー
【本日の相場振り返り】
・日本株式市場
・米株式市場
・欧州株式市場
・中国株式市場
・その他指数(ドル円・原油)


【日本株式市場】
(1)日経平均:-508.36、-1.89%、26,402.84

  • 反落。
  • 前日の米株式市場で、インフレが企業収益を圧迫するとの懸念から主要3指数が大幅安となった流れを受けて、東京市場でも値がさ株を中心に売りが優勢だった。
  • 午後に入ると、景気後退を織り込んだ水準まで株価が下がったとの見方もあり、下げ渋った。
  • また、日銀によるETF買いが入ったとの観測もあり、下げ幅を縮める形での大引けとなった。
  • 東証プライムの値下がり銘柄数は1,313と全体の約7割を占めた。
  • 足元は、インフレの加速及び米金融引き締めによる景気の先行き不透明感を背景に上値の重い相場が継続するものと思料。

(2)TOPIX: -24.61、-1.31%、1,860.08

  • 反落。
  • 日経平均同様、米株式市場の下落の流れを受けて、売りが優勢だった。
  • 午後に入ると、TOPIXの下落率が日銀によるETF買い入れ基準とみられている2%を超えた。日銀による買いが入ったとの観測が午後の相場を下支えした。

(3)日経225先物:

  • 19日16時時点で26,370円、前日比490円(1.82%)安。

(4) 注目銘柄


【米株式市場】
(5)NYダウ(5/18):-1,164.52、-3.57%、31,490.07

  • 大幅反落し、年初来安値を更新。
  • 米小売り大手のターゲットの減益決算を受け、インフレが企業収益を圧迫するとの懸念から売りが優勢だった。
  • ターゲットが18日朝に発表した決算は、売上高は市場予想を上回ったが、供給網の混乱や燃料費などのコスト増が利益を圧迫し、前年同期比で52%の減益となった。売上高の内訳においても、食品等の生活必需品の販売は底堅い一方、家電製品等が振るわず、消費者が食品やガソリン価格の高騰に応じて消費を控えているとの見方が意識された。
  • 個別では、消費関連株・景気敏感株及びハイテク株の下げが目立った。
  • 米長期金利は、前日比0.1%低い2.88%で終えた。米株式市場の急落で投資家心理が悪化し、相対的に安全資産とされる債権に資金が流入した。
  • FRBが景気後退を招くことなく、インフレを抑制できることを示せるかが焦点。足元は、インフレにかかる以下イベントに注目。

  ◯6/14 FOMC
  ◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
  ◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)


(6)ナスダック(5/18):-556.36、-4.73%、11,418.15

  • 大幅反落。
  • 米小売企業の決算の減益結果を受けて、投資家心理が悪化したことで売りの動きが優勢だった。
  • 個別では、アップル、マイクロソフトが大幅に下げた。


(7)S&P(5/18):-165.17、-4.04%、3,923.68

  • 大幅反落し、年初来安値を更新。
  • 米小売企業の決算の減益結果を受けて、投資家心理が悪化したことで売りの動きが優勢だった。


【欧州株式市場】
(8)FTSE100(5/18):-80.26、-1.07%、7,438.09

  • 4営業日ぶりに反落。
  • 18日に発表された4月の英CPIの伸び率が前年同月比9%と前月から大幅に加速し、英中央銀行が利上げ継続をするとの見方が広がった。
  • インフレと利上げが景気後退を招くとの懸念から、幅広いセクターで売りが出た。


【中国株式市場】
(9)上海総合指数:+10.98、+0.36%、3,096.96

  • 反発。
  • 朝方は、前日の米株式市場の下落の流れを受けて、世界経済の景気後退懸念から売りが優勢となった。
  • 午後に入ると、中国当局の産業支援策への期待から上昇する形での大引けとなった。


(10)ドル円(5/19 18:00時点):+1.15、128.18

  • 前日比で円高となった。
  • 株式市場の下落を受けて、低リスク資産とされる円の買いが優勢となった。
  • 19日に発表された4月の貿易収支で、赤字額が市場予想より少なかったことも円の買いを誘った。
  • 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。


(11)WTI原油先物(5/19 5:00時点):-2.81、-2.5%、109.59

  • 続落。
  • 原油先物相場は、前日までの1週間で13%上昇しており、利益確定の動きが優勢だった。
  • また、米株式市場の急落で投資家心理が悪化し、株と同様にリスク資産とされる原油が売られた。
  • 足元は、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。


明日もみんなでハッスル爆益!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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