【株神 世界株式レポート(2022.5.12)】世界株式市場は大きく反落!!米CPI発表!!ソフトバンク決算発表!明日もみんなでハッスル爆益!!
皆さん、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.12)
ー 今日の内容 ー
【本日の相場振り返り】
・日本株式市場
・米株式市場
・欧州株式市場
・中国株式市場
・その他指数(ドル円・原油)
【日本株式市場】
(1)日経平均:-464.92、-1.77%、25,748.72
- 反落し、3月15日(25,346円)以来2ヶ月ぶりの安値となった。
- 前日に米CPIが発表され、根強いインフレ懸念から、米株式市場で主要3指数が下落した流れを受け、朝方は幅広い銘柄に売りが出た。
- 売りが一巡した後は、値ごろ感が出たとみられた主力株を中心に買いが入った。
- 午後に入ると、米株価指数先物が下落に転じると、日経平均先物にも売りが出て指数を下押しし、節目の26,000円を割り込む形での大引けとなった。
- 個別では、米金融引き締め加速の懸念から、金利上昇局面で割高感が意識されやすい高PER株を中心に売られた。一方、原油価格の高騰を材料に石油関連銘柄は高かった。
- 取引終了後に決算を発表したソフトバンクは、ビジョンファンドの投資損失が膨らみ、連結最終損益は1兆7,080億円の赤字となった。
(2)TOPIX:-21.97、-1.19%、1,829.18
- 4日続落。
- 日経平均と同様の理由により、前日比マイナスで終えた。
(3)日経225先物:
- 12日16時時点で25,770円、前日比480円(1.82%)安。
(4)業界市場動向(日本)
【上昇】
- 石油関連:原油価格の高騰により、在庫評価益が上昇。
【下落】
- 半導体関連:昨日の米株式市場でハイテク株が下落した流れから、売りが波及。
- 紙・パルプ:原油価格の上昇で原材料価格の高騰が懸念され、売りが強かった。
(5)NYダウ(5/11):-324.63、-1.02%、32,834.11
- 続落し、年初来安値を更新。
- 11日発表の米CPIが前年同月比8.3%と市場予想の8.1%を上回り、FRBの金融引き締め加速を警戒した売りが強かった。コア指数(食品・エネルギー除く)も6.2%と市場予想の6.0%を上回った。
- 個別では、金利上昇局面で割高感が意識されやすい高PERのハイテク株を中心に売られた。アップルが5%安、セールスフォースは4%安で終えた。
- インフレの高止まりが消費を冷やすとの見方から、映画・娯楽やクレジットカート等の消費関連株も下げた。
- 米長期金利は、CPIの発表を受けて、一時は3%を超える水準まで上昇。その後は、急激な金融引き締めが景気後退を招くとの見方から、2% 台後半まで下落した。
- FRBが景気後退を招くことなく、インフレを抑制できることを示せるかが焦点。足元は、インフレにかかる以下イベントに注目。
◯5/13 消費者信頼感指数
◯6/14 FOMC
◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)
(6)ナスダック(5/12):-373.43、-3.18%、11,364.23
- 続落し、年初来安値を更新。
- 11日発表の米CPIが市場予想を上回り、FRBの金融引き締め加速を警戒した売りが強かった。
- 個別では、金利上昇局面で割高感が意識されやすい高PERのハイテク株を中心に売られた。
(7)S&P(5/12):-65.87、-1.65%、3,935.18
- ダウ&ナスダックと同様の背景により、下落。
(8)FTSE100(5/12):+104.44、+1.44%、7,347.66
- 続伸。
- 朝方は、原油等の商品相場の持ち直しを背景に資源及びエネルギー関連銘柄に買いが入った。
- 昼過ぎには、米CPIの発表を受け、下落する場面もあったが、原油先物価格の上昇により、エネルギー株に買いが入り、相場を下支えした。
(9)上海総合指数:-3.70、-0.12%、3,054.9940
- 4営業ぶりに小幅反落。
- 前日の米株式市場の下落を受けて、リスク回避姿勢が強まった。
- 資源高による企業業績への悪影響も警戒され、売りが強かった。
- 個別では、原油高による燃料コスト増の懸念から、運輸や製紙株を中心に下げた。
(10)ドル円(5/12 17:00時点):-1.06、128.615
- 前日比で円高ドル安。
- 米長期金利の低下を受け、円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが優勢となった。
- 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。
(11)WTI原油先物(5/12 5:00時点):+5.95、+6.0%、105.71
- 3営業日ぶりに反発。
- ウクライナのエネルギー事業者がロシアから欧州への天然ガスのパイプラインの1本を停止したと発表。て年ガスの需給が逼迫し、代替として原油の需要が増えるとの見方により買いが入った。
- 行動規制が続く中国のコロナ新規感染者数が減少傾向にあると伝わったことにより、需要減退懸念が和らいだことも、相場を押し上げた。
- 足元は、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。
明日もみんなでハッスル爆益しましょう!!