【速報!!世界株式マーケット分析レポート(2022.5.11)】世界株式市場反発!?米CPI・決算発表に注目!!明日も皆でハッスル爆益!!
皆さん、こんばんは!
本日も世界株式マーケット分析レポートを投稿させていただきます!
世界株式マーケット分析レポート(2022.5.11)
ー 今日の内容 ー
【本日の相場振り返り】
・日本株式市場
・米株式市場
・欧州株式市場
・中国株式市場
・その他指数(ドル円・原油)
・業界動向
【日本株式市場】
(1)日経平均:+46.54、+0.18%、26,213.64
- 3営業日ぶりに小幅反発。
- 昨日のダウの下落を受けて、朝方は幅広い銘柄で売りが優勢。
- 売り一巡後には、米CPIの発表を前に、持ち高調整の買いが入り上昇に転じたが、様子見ムードが強く、膠着状態で大引けとなった。
(2)TOPIX:-11.23、-0.60%、1,851.15
- 続落。
- 個別では、半導体関連、海運関連が高かった。
- 決算を発表したトヨタは、業績予想が市場予想を下回り(前期比-20%)、-4.43%で終えた。
(3)日経225先物:
- 11日16時時点で26,250円、前日比20円(0.07%)安。
【米株式市場】
(4)NYダウ(5/10):-84.96、-0.3%、32,160.74
- 続落し、連日で年初来安値を更新。
- 朝方は、短期的な戻りを見込んだ買いが先行。
- 業種別では、前日に3.2%と2018年11月以来の高水準を付けた米長期金利が3%を下回って推移したことで、足元売り込まれていたハイテク株(セールスフォース・マイクロソフト)が買い直され上昇。
- 昼にかけては、急激な米金融引き締めによる景気後退懸念への警戒感が強く、景気敏感株を中心に売られる場面があった。
- 大引けにかけては、11日発表のCPIの結果を見極めたいという動きから、買いに慎重な姿勢が強かった。
- 米長期金利は、2%台後半と3%を下回る水準で推移した。本日発表の米CPI(前年同月比8.3%・予想は8.1%)の伸び率は、前月比で縮小。一方で、市場予想を上回ったため、金融引き締め懸念から高水準が継続される可能性が高いものと思料。
- 足元は、以下イベントに注目。
◯6/14 FOMC
◯ウクライナ情勢(資源高の動向)
◯中国ロックダウン(サプライチェーンの動向)
(5)ナスダック(5/10):+114.423、+1.0%、11,737.671
- 4営業日ぶりに反発。
- 短期的な戻りを見込んだ買いが強かった。
- 前日に3.2%と2018年11月以来の高水準を付けた米長期金利が3%を下回って推移したことで、足元売り込まれていたハイテク株が買い直された。エヌビディアが4%高となるなど半導体株も総じて買われた。
(6)S&P(5/10):+9.81、-0.25%、4,001.05
- ダウと同様の背景により、下落。
【欧州株式市場】
(7)FTSE100(5/10):+26.64、+0.37%、7,243.22
- 3営業日ぶりに反発。
- 前日の大幅安を受けて、自律反発を見込んだ買いが強かった。
- 一方、中国の景気後退懸念から需要減退が予測されるエネルギー株への売りが上値を重くした。
【中国株式市場】
(8)上海総合指数:+22.85、+0.75%、3,058.70
- 3営業日続伸。
- 行動規制が続く上海で市中感染が0だったと伝わり、ロックダウン解除への期待から買いが強かった。
- また、中国国家統計局が発表した物価統計で卸売物価指数が前年比の伸びが3月より鈍化したことで、高インフレによる企業の業績悪化の懸念が和らいだことも買いを後押しした。
- 個別では、自動車とバッテリー関連が大幅高となった。
【その他】
(9)ドル円(5/10 17:00時点):-0.88、130.32
- 横ばい。
- 米CPIの発表を控え、積極的な売買を控える動きが強かった。
- 足元は、日米金利差の拡大及び資源高による貿易赤字拡大を材料に、円安トレンドが継続するものと思料。
(10)WTI原油先物(5/11 5:00時点):-3.33、-3.2%、99.76
- 続落。
- EUによるロシア産原油の禁輸案を巡る協議が難航し、需給逼迫の懸念が和らいだ。
- 世界景気の不透明感により原油需要が伸び悩むとの見方も上値を重くした。
- 短中期的には、西側諸国の備蓄放出(130万バレル/日)及び各国の金融引き締め加速及び中国のコロナ感染拡大により景気減速懸念による原油の需要減も予測されるが、ウクライナ情勢によるロシアからの原油供給量減(300万バレル/日)を材料に、原油価格は高止まりするものと思料。
(11)業界動向(日本)
【上昇】
- 半導体関連:昨日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れから、買いが波及。
- 海運関連:輸送スペースの需給逼迫により、運賃水準が上昇。業績好調。
【下落】
- 自動車関連:トヨタの業績予想が原材料高騰を材料に下振れしたことにより、下落。
- 石油関連:原油価格の高止まりにより、原価上昇。業績見通し悪化。
明日も皆でハッスル爆益しましょう!!