一時1100円超安、TOPIX2%超安でも日銀ETF買い入れせず!量的緩和撤廃?マイナス金利解除?!日銀の方針転換が意味するものとは?個人投資家はこれからどんな銘柄を買えばいい?
3月11日の日本株は前週末比868.45円(-2.19%)安の3万8820.49円と反落し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は232、値下がりは1397、変わらずは26と、値下がり銘柄の割合は80%を超えた。
今週は、12日に2月の米消費者物価指数(CPI)、14日に2月の米卸売物価指数(PPI)、2月の米小売売上高などが発表されることもあり市場の関心が高まっている。
今日のハイライトは日銀がETFの買い入れを行わなかったことだ。
午前のTOPIX2%超安となっており、本来のルールであれば午前の取引で2%以上下落した日は必ずETFを購入してきただけに、異例の対応となっている。
ETFを巡る「異例」の対応は、日銀のメッセージである。
つまり次回日銀金融政策決定会合で政策変更があるということを示唆しているのではないか。
日銀はルールに則りトレードを行ってきた。
2%を割り込んだら午後は間違いなくETFの買い入れを行ってきた。この行為は次回会合ではETF買い入れ自体を撤廃する事と、マイナス金利解除に向けての方針転換のメッセージと取れる。つまり「金融緩和政策からの撤退」である。
日銀は3月、遅くとも4月中には金融緩和政策から撤退してくる。そのようなときに何を買えばいいのか?
まずは銀行株である。
それも地銀ではなくメガバンクが好ましい。地銀は金利収入というよりも国債運用や不動産投資・貸出等で収益をあげている。金利が上がることで価格が下がることになるためむしろ株価は下がると思われる。
加えて製薬、ゲーセク株などの外部の変動を受けにくい銘柄も好ましい。
本日急騰した銘柄の中にもバリュー株優位マーケットで放置されていたグロース株がある。グロース株としてはまだまだ割安なので投資妙味はある。
中長期投資を行う場合は円高恩恵銘柄も良い選択肢だ。
ドル円も今後は150円を天井に下落していくものと思われる。ニトリやコーナンなどの銘柄は円高恩恵株として有名だが、株神銘柄には別の円高恩恵銘柄を組み込んでいる。
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